ミノリナデシコ（2007年生、母ミノリカーリー）

Minori Nadeshiko

2007.02.16

ミノリナデシコ（2007年2月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時20歳）と交配したミノリカーリーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内白井牧場。戦績は、地方8戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

柴田高志厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2010年）

3月11日、デビュー戦は尾島徹騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコパノワイルドに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月29日、中6週で迎えた2戦目は、3歳戦のバルサミコ酢賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スプリングヴォイスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月22日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、一般C32（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトリンファドーラに7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月16日、中2週で迎えた4戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のバードチェリーに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2011年）

1月1日、中1週で迎えた5戦目は、ハッピーサンライズ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた6戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコウユーシンデレラに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

2月17日、中3週で迎えた7戦目は、トサミズキ賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月15日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウキウキに9馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。