カヤドーケンヒメ（1999年生、母ロバリースター）

カヤドーケンヒメ（1999年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時12歳）と交配したロバリースターが4歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）新生ファーム。戦績は、地方18戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の一般C1四。

経歴

デビュー前

村田貴広厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2001年）

11月9日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 雨/稍重）に出走。馬体重は467kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったフジノケーティングに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月4日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったアサヒタートルを3/4馬身捉え切れず2着となった。

3歳（2002年）

1月17日、中5週で迎えた3戦目は、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、勝ったフサイチシデンにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバイタルスパークに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月16日、中5週で迎えた5戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインロマン特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳戦の若武蔵特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

9月5日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の若役特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月10日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の秋駒特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4歳（2003年）

4月2日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、マルノダンスホールにアタマ差交わされて2着となった。

5月7日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

6月19日、中5週で迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスリングショットに2馬身の差をつけて制した。

7月10日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエプソムパラダイスを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

7月31日、中2週で迎えた13戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスケイに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

9月25日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマキバティアラに2馬身半の差をつけて4勝目を収める

10月17日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1二（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。