シゲルロウニンアジ（2013年生、母スズカダーリン）

シゲルロウニンアジ（2013年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+魚名『浪人鰺(ロウニンアジ)』」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時12歳）と交配したスズカダーリンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は武牧場。2019年の三木ホースランドパークジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で2着に入った他、2019年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、武牧場武栄子から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、武牧場武栄子から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

湯窪幸雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

1月24日、デビュー戦は城戸義政騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

5月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず15着に終わった。

6月4日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた4戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月31日、中2週で迎えた5戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた6戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月3日、中2週で迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月15日、中5週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

10月29日、中1週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で植野貴也騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で植野貴也騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2017年）

3月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で植野貴也騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月29日、中6週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で植野貴也騎手（8戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で植野貴也騎手（9戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた14戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（10戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（11戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月19日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（12戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2018年）

1月13日、中7週で迎えた18戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月25日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で中村将之騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウゴウキをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

4月21日、中3週で迎えた22戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中村将之騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

5月19日、中3週で迎えた23戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で中村将之騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた24戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で中村将之騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨカグラから5馬身差の2着となった。

7月7日、中3週で迎えた25戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で中村将之騎手（7戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

12月1日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中村将之騎手（8戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた27戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 小雨/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で中村将之騎手（9戦1勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2019年）

3月30日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 雨/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルゼロから2馬身半差の2着となった。

5月4日、中4週で迎えた29戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月9日、中4週で迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は中村将之騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた31戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（11戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエアカーディナルから3/4馬身差の2着となった。

7月27日、中2週で迎えた32戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

11月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/良）に出走。鞍上は難波剛健騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月30日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた34戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（13戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた35戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（14戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（2020年）

4月4日、約3か月半の休養明けで迎えた36戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は高田潤騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた37戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月14日、中5週で迎えた38戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/不良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（15戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた39戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 小雨/不良）に出走。鞍上は高田潤騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月29日、中6週で迎えた40戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。

8歳（2021年）

6月19日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 雨/重）に出走。鞍上は植野貴也騎手（16戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月17日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた42戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（17戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月28日、中5週で迎えた43戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月9日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた44戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、周防灘特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた45戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた46戦目は、地方重賞の九州大賞典（佐賀ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。