ブラックリスト（2017年生、母プリンセスゴーラン）

Blacklist

2017.03.27

ブラックリスト（2017年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「注意人物名簿」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時14歳）と交配したプリンセスゴーランが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は旭 牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

4月26日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

7月19日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

8月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で荻野極騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

9月25日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキイエクスプロードに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月1日、連闘で馬体重を前走から13kg絞って迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

4歳（2021年）

10月12日、約12か月半の休み明けで迎えた7戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、キリンFIREワンデイブラック賞（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた9戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったライトオブワールドに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5歳（2022年）

5月10日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

デビュー前

永田幸宏厩舎（岩手）へ入厩。

6月27日、デビュー戦は鈴木祐騎手を鞍上に据えて、一般C2五（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

7月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のウヒョウノヒビキに3馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

7月18日、中1週で迎えた15戦目は、うまレター賞（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。