ライトオブワールド（2018年生、母イエロータキオン）

ライトオブワールド（2018年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「世界を照らせ」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時11歳）と交配したイエロータキオンが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヤナガワ牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C2一。

経歴

デビュー前

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

2月27日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

6月30日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップミント賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

8月14日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は富田暁騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったショウサンイチマツに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

11月2日、中7週で迎えた6戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったラブリボーンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月9日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラックリストに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のソレンニータに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（2022年）

4月16日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

6月17日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、しし座特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したブリリアントマイアにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月10日、中2週で迎えた12戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた13戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシエテアレグリアを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月6日、中1週で迎えた14戦目は、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山田義貴騎手（3戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハングルースに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月20日、中1週で迎えた15戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、SAGAジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るピーチリキュールを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って4勝目を挙げた。

9月4日、中1週で迎えた16戦目は、セプテンバー特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山田義貴騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた17戦目は、窓乃梅酒造「佐嘉」賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のユアザオンリーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月16日、中2週で迎えた18戦目は、上冬賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた19戦目は、古伊万里酒造「古伊万里」賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山田義貴騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた20戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、馬場酒造場「能古見」賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた21戦目は、大雪賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた22戦目は、オッズパーク賞2022ファイナルカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったユーアーマイソウルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2023年）

1月12日、中2週で迎えた23戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた24戦目は、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた25戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

2月25日、中1週で迎えた26戦目は、麗月賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた27戦目は、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた28戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4月8日、中1週で迎えた29戦目は、花まつり賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月23日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた30戦目は、長崎街道黒崎宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

5月6日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた31戦目は、長崎街道木屋瀬宿特選（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた32戦目は、エメラルド特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（9戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた33戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、BAOO荒尾移転1周年記念（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

7月12日、中5週で迎えた34戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、ドゥーベ特別（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた35戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

2021年11月28日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。