ソレンニータ（2018年生、母キャサリンオブアラゴン）

ソレンニータ（2018年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「荘重(音楽用語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時6歳）と交配したキャサリンオブアラゴンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C2十。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額2,500万円（5万×500口）で一口馬主が募集された。

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

12月20日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3歳（2021年）

5月1日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月13日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

8月15日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた5戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウノオードリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月27日、中1週で迎えた6戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、いわて牛を食べて応援!賞（盛岡芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のシェーンシュタットに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月24日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のOROオータムティアラ（盛岡ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったライトオブワールドにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

12月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

4歳（2022年）

4月26日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた13戦目は、ハイドランジア賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったツクバマサカドに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のゼルターに3馬身の差をつけて優勝

7月5日、中1週で迎えた17戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR盛岡第2戦（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月17日、中1週で迎えた18戦目は、区界高原賞（盛岡芝1700m 小雨/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（9戦3勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた20戦目は、いわて北緯40度八幡平市賞（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（10戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったヒストリーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた21戦目は、オレアンダー賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のライチェフェイスをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

9月19日、中2週で迎えた22戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般B1三（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた23戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

10月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた25戦目は、フラストレートメモリアル（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（13戦4勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた26戦目は、アクアマリン賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（14戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のグラフィアスレディに1馬身1/4の差をつけて5勝目をつかんだ。

11月28日、中1週で迎えた27戦目は、ヘリクリサム賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（15戦5勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた28戦目は、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（16戦5勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額2,500万円（5万×500口）で一口馬主が募集された。

小林義明厩舎（岩手）へ入厩。

3月11日、デビュー戦は高松亮騎手を鞍上に据えて、一般B1三（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番ゲートからスタート。出走取消となった。

5歳（2023年）

3月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた30戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた31戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、エイプリルカップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた32戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月15日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2一（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月30日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた34戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本玲花騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

6月11日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた35戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は関本玲花騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本玲花騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエイシンヌチマシヌを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

8月7日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本玲花騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のアドマイヤザルミナを3/4馬身振り切って7勝目を奪取した。

9月3日、中3週で迎えた40戦目は、がんばれ弘南鉄道乗りにいきま賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本玲花騎手（7戦2勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したパンプキンズに半馬身届かず2着となった。

9月17日、中1週で迎えた41戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、ジニア賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。