エイプリルカップ

レース展開

アブシンスが集団を引き連れる形、直後の位置にトキノワンカラットが続く

端をきったのはアブシンス。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にトキノワンカラットが続く。その後ろ、バジガクアリアが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはフェアウェザー。その1馬身後ろ、フェイダウェイは中団やや前。イヴァルディは中団馬群のど真ん中を追走。アレクサンドロスとランディングホースは中団後方の位置取り。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはソレンニータ。後方2番手の位置で末脚を温存するのはフェアリー。シンガリにトーアクリスティーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エイプリルC、アレクサンドロスが中団前目から鮮烈な末脚を爆発させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はアブシンスでリードは1馬身。単独の2番手にトキノワンカラットが続く。その後ろ、バジガクアリアが3番手。1馬身離れて、フェアウェザーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるアブシンス。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいたアレクサンドロスが圧倒的な末脚を炸裂させてアブシンスを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着のアブシンスから半馬身差の3着には、3番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張った10番人気のバジガクアリアが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えた9番人気のイヴァルディが入線した。1番人気のトキノワンカラットは2番手にいたが失速して5着に敗れた。2番人気のフェアウェザーは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって7着に敗れた。