ユアザオンリー（2017年生、母センターシャイネン）

ユアザオンリー（2017年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「かけがえのない人」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のローレルゲレイロ（当時13歳）と交配したセンターシャイネンが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は鹿戸辰幸。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上C2-9。

経歴

デビュー前

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

5月24日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

7月18日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月1日、中5週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた4戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、キャプテン竜馬賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月13日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-5（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた6戦目は、クラブコンサドーレ賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で池谷匠翔騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のプレーリーシップを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月5日、連闘で迎えた7戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、上杉周大スタートライン賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

12月19日、中5週で迎えた8戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のナンゴクジュリアンを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

4歳（2021年）

1月16日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したパンプキンパッチに半馬身届かず2着に敗北した。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマヒビキを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を収める

2月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた12戦目は、オリオン座特選（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

10月18日、約8か月の休み明けで迎えた13戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた14戦目は、天童なこさん、青木理奈さん来場記念!（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月14日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、七五三賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月5日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた16戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた17戦目は、若杉朝飛騎手を鞍上に迎えて、ひむかのくろうま賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

5歳（2022年）

1月16日、中3週で迎えた18戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスマイルハライトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月12日、中3週で迎えた19戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったクリムズンフラッグに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月27日、中1週で迎えた20戦目は、オリオン座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた21戦目は、こいぬ座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアドラツィオーネに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月20日、連闘で迎えた22戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた23戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したテイエムキセキダンにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月16日、中1週で迎えた24戦目は、新緑賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したサクラトップキセキにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月11日、中7週で迎えた25戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた26戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた27戦目は、熱血!さがけいば塾!NEOC1-3組（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた28戦目は、長崎街道轟木宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた29戦目は、長崎街道中原宿特選（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では出色の末脚を披露し、3着に入った。

9月4日、中1週で迎えた30戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、セプテンバー特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったビオロンスコッツに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月25日、中2週で迎えた31戦目は、窓乃梅酒造「佐嘉」賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したライトオブワールドを差し切れず、1馬身差の2着となった。

10月9日、中1週で迎えた32戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、秋風賞（佐賀ダート1300m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったパラティッシに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中4週で迎えた33戦目は、ノベンバー特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた34戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、長崎街道北方宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のユーアーマイソウルに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月24日、中3週で迎えた35戦目は、馬産地協賛競走（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したテイエムハニーダンにクビ差届かず2着に惜敗した。

6歳（2023年）

1月7日、中1週で迎えた36戦目は、沖縄まーさん杯（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したゴースフロイデに半馬身届かず2着となった。

1月23日、中1週で迎えた37戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

2月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月10日、中1週で迎えた39戦目は、土筆賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた40戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた41戦目は、ダイヤモンド特選（佐賀ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。