カタラ（2020年生、母レイアンドキス）

カタラ（2020年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時17歳）と交配したレイアンドキスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は宮内牧場。2022年の園田プリンセスカップ(牝地方重賞)で2着に入った他、2022年のフォーマルハウト賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ディスティニーファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、湯浅徹によって517万円で落札された。

諏訪貴正厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2022年）

5月26日、デビュー戦は廣瀬航騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は397kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったクールビッグスターに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月23日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフロレンティアを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

9月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったアドワンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月18日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の金沢シンデレラカップ（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月18日、中4週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフォーマルハウト賞（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で廣瀬航騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったイケノシイチャンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3歳（2023年）

1月18日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の摩耶山特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で廣瀬航騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

3月23日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳A（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったビキニボーイに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

4月9日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5月25日、中6週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のぎふ清流カップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月14日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた12戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の京都畜産特別（園田ダート1400m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた13戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は廣瀬航騎手（9戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた15戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた16戦目は、トパーズ賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

4歳（2024年）

2月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（姫路ダート1800m 雨/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。

3月7日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた18戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、オボッチャマに交わされて2馬身半差の2着となった。

4月3日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（園田ダート1870m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。