ウエスタンプラチナ（2018年生、母ウエスタンベッラ）

ウエスタンプラチナ（2018年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+プラチナ」。毛色は栗毛。種牡馬のダンカーク（当時12歳）と交配したウエスタンベッラが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はウエスタンファーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C27。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ウエスタンファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

5月15日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

8月14日、中8週で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

10月1日、中6週で迎えた4戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー64（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月11日、中0週で迎えた5戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のノーブルアイランドを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月2日、中2週で迎えた6戦目は、乳岩川特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた7戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた8戦目は、山田啓貴☆真優結婚おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

4歳（2022年）

1月2日、中1週で迎えた9戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

1月31日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったエイシンシンクロに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

2月28日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月20日、中6週で迎えた12戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウマグワシに6馬身の差をつけて優勝

5月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く持ち堪えて先頭に立ち、最後は2着のマローキャンディを半馬身振り切って断然人気に応えた。

5月19日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

6月19日、中3週で馬体重を前走から29kg絞って迎えた15戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

11月20日、約5か月の休養明けで迎えた16戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

2023年1月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5歳（2023年）

3月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた17戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

3月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、アレナリアにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月23日、中1週で迎えた19戦目は、祝・再雇用上田さん宜しくね記念（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキョウエイアップに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月30日、連闘で迎えた20戦目は、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた23戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、長谷川wedding記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、ウエスタンファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

角田輝也厩舎（愛知）へ入厩。

6月16日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、一般C5（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（10戦3勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

6月23日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた25戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

7月14日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。