バンダムスクエア（1992年生、母バンダムギャラ）

バンダムスクエア（1992年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメジロティターン（当時14歳）と交配したバンダムギャラが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンダム牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方23戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

2月26日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は496kg。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

5月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

8月6日、中4週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。17頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって17着に終わった。

10月14日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小野次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

10月28日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着を確保した。

4歳（1996年）

1月3日、中9週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントダイハードからクビ差の2着に甘んじた。

1月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンピロリフトから5馬身差の2着に敗北した。

1月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノチャンプから半馬身差の2着に敗北した。

7月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエンジェルタッチから2馬身半差の2着となった。

8月24日、中4週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で頼本盛行騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシアトルミカサに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月14日、中2週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で頼本盛行騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノメイショウに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月13日、中3週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で頼本盛行騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターキャッスルから2馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で頼本盛行騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のマイティドリームに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で頼本盛行騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月30日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で頼本盛行騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1997年）

2月9日、中9週で迎えた21戦目は、中川竜馬騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカナンリキオーをクビ差制して4勝目を手に入れた。

2月23日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川竜馬騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイチナイスに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月3日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川竜馬騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川竜馬騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた25戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた26戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月30日、約7か月の休養明けで迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は中川竜馬騎手（4戦2勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川竜馬騎手（5戦2勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1998年）

1月3日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川竜馬騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川竜馬騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川竜馬騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月15日、中1週で迎えた33戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は土井道隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。