アルテラ（2019年生、母プルメリアミコ）

アルテラ（2019年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オセアニア神話でアランダ人が崇拝した神」。毛色は芦毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時13歳）と交配したプルメリアミコが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はまるとみ冨岡牧場。主な勝ち鞍は2023年の4歳以上C2二。

経歴

デビュー前

深山雅史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月10日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。17頭立ての14番人気で18番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

12月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3歳（2022年）

2月6日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

2月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

4月24日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。17頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

5月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

5月29日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で武士沢友治騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、勝ったサイルーンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で武士沢友治騎手（8戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた10戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた12戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

2022年9月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、クリスマスローズ賞（園田ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4歳（2023年）

1月12日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマクラガレーヌを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

2月1日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた17戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

7月27日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月18日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた21戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた23戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

11月15日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月21日、連闘で迎えた27戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月31日、中0週で迎えた28戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷部駿弥騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5歳（2024年）

1月11日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長谷部駿弥騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るサトノドルチェを強烈な末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

1月23日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長谷部駿弥騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた31戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、スノーフレーク賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長谷部駿弥騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた34戦目は、そのたんお誕生日記念 4歳以上特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（9戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（10戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。