サンサンダー（1995年生、母イワタイムエース）

サンサンダー（1995年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時10歳）と交配したイワタイムエースが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹中哲。戦績は、地方48戦8勝2着9回。主な勝ち鞍は1999年の玄海賞(アラ系4歳以上B1 B2)。

経歴

デビュー前

佐々木由則厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1997年）

11月23日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳C3（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は513kg。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた2戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳C3（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳C3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシゼンパラダイスから5馬身差の2着に敗北した。

3歳（1998年）

1月11日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、アラ系4歳C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原幸弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターヨシゼンからアタマ差の2着に甘んじた。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマショウセブンから3馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原幸弘騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンヒルサニーからクビ差の2着に甘んじた。

5月31日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原幸弘騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原幸弘騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月19日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、アラ系一般C（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原幸弘騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系一般C（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原幸弘騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月3日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系一般C（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で菅原幸弘騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月16日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で菅原幸弘騎手（11戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターホマレに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月23日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系一般C（盛岡ダート1200m 雪/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で菅原幸弘騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカシマハツユキから1馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で菅原幸弘騎手（13戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C（水沢ダート1300m 小雪/重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1999年）

1月2日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は菅原幸弘騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月13日、中3週で迎えた20戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた21戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハイモーニングに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月13日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトップアポロを上がり0位の末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

4月17日、中4週で迎えた23戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハイモーニングをアタマ差振り切って3勝目を手にした。

5月5日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアヤカグリンに4馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

6月5日、中1週で迎えた26戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のキタサンタカラを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

6月27日、中2週で迎えた27戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた28戦目は、不知火賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

8月7日、中3週で迎えた29戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で鮫島克也騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るパラダイスダンスを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利をモノにする

8月22日、中1週で迎えた30戦目は、不知火賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で鮫島克也騎手（9戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた31戦目は、アラ系4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で鮫島克也騎手（10戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシナノイーグルにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鮫島克也騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で鮫島克也騎手（12戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るパラダイスダンスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月6日、中2週で迎えた34戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で鮫島克也騎手（13戦6勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた35戦目は、カトレア特設（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で鮫島克也騎手（14戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したラショナボーイを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた36戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で鮫島克也騎手（15戦6勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5歳（2000年）

1月1日、中1週で迎えた37戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた38戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた39戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るワンダーマジックを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月18日、中1週で迎えた40戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた41戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハクバオージャに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月14日、中1週で迎えた42戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた43戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月9日、中5週で迎えた44戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた45戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、農協牛乳杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた46戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた47戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた48戦目は、中京スポーツ賞（金沢ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。