ロングパレード（1989年生、母コウキノキーダー）
Long Parade
1989.04.18
ロングパレード（1989年4月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時15歳）と交配したコウキノキーダーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地16戦3勝2着1回、地方41戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の4歳以上900万下。
経歴
デビュー前
大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1992年）
2月8日、デビュー戦は安藤賢一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。
3月7日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤賢一騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。
3月28日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤賢一騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったワンモアギャルにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。
4月19日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤賢一騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。
5月16日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤賢一騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。
6月21日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で安藤賢一騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のドージマオニヒメに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
7月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で安藤賢一騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。
8月2日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で安藤賢一騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。
9月20日、中6週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で安藤賢一騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
10月4日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で安藤賢一騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサンドピープルを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
10月24日、中2週で迎えた11戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマチカネヒオドシに1馬身1/4の差をつけて3勝目を挙げた。
11月22日、中3週で迎えた12戦目は、霜月ステークス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は安藤賢一騎手（10戦2勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた13戦目は、D.ブフ騎手を鞍上に迎えて、’92ゴールデン ホイップ トロフィー（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。
12月26日、中2週で迎えた14戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のサンタクロースハンデキャップ（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。
4歳（1993年）
1月9日、中1週で迎えた15戦目は、雅ステークス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は安藤賢一騎手（11戦2勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。
1月24日、中1週で迎えた16戦目は、北山ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤賢一騎手（12戦2勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。
3月9日、中5週で迎えた17戦目は、松原義夫騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターコマモリから2馬身差の2着となった。
4月8日、中3週で迎えた18戦目は、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月29日、中2週で迎えた19戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。
5月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、小瀬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松原義夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月17日、中3週で迎えた21戦目は、あやめ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松原義夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイエヌクインから半馬身差の2着となった。
9月15日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、L.イシャーウッド騎手を鞍上に迎えて、アミティーカップ（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のエルザサンライズに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
10月4日、中2週で迎えた23戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、イチイの木特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーシークレットに1馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。
10月24日、中2週で迎えた24戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミシノポルンガから3馬身差の2着となった。
11月23日、中3週で迎えた25戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月13日、中2週で迎えた26戦目は、ウインター争覇（笠松ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5歳（1994年）
1月12日、中3週で迎えた27戦目は、新春クラウン（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は松原義夫騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
1月26日、中1週で迎えた28戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフエートグリンに半馬身の差をつけて6勝目を収める
2月23日、中3週で迎えた29戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は松原義夫騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月13日、中2週で迎えた30戦目は、マーチカップ（笠松ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月29日、中6週で迎えた31戦目は、スプリング争覇（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（6戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。
5月23日、中2週で迎えた32戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月5日、中1週で迎えた33戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月29日、中2週で迎えた34戦目は、マイル争覇（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は松原義夫騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、オータムカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月5日、中2週で迎えた36戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月26日、中2週で迎えた37戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた38戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月23日、中1週で迎えた39戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（12戦2勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月30日、中4週で迎えた40戦目は、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。
6歳（1995年）
1月11日、中1週で迎えた41戦目は、新春クラウン（笠松ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（14戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
1月25日、中1週で迎えた42戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（15戦2勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月26日、約3か月の休み明けで迎えた43戦目は、スプリング争覇（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚研司騎手（16戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月17日、中2週で迎えた44戦目は、かがり火特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で大塚研司騎手（17戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月28日、中5週で迎えた45戦目は、白ばら特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大塚研司騎手（18戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月21日、中2週で迎えた46戦目は、一般A12 B1（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で大塚研司騎手（19戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月17日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた47戦目は、秋分特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で大塚研司騎手（20戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月6日、中2週で迎えた48戦目は、イチイの木特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で大塚研司騎手（21戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月20日、中1週で迎えた49戦目は、菊花短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で大塚研司騎手（22戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月23日、中4週で迎えた50戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で大塚研司騎手（23戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月17日、中2週で迎えた51戦目は、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で大塚研司騎手（24戦2勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月30日、中1週で迎えた52戦目は、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で大塚研司騎手（25戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
7歳（1996年）
1月14日、中1週で迎えた53戦目は、新春短距離特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で大塚研司騎手（26戦2勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。最後はハシモトスターと並んで6着同着となった。
1月29日、中1週で迎えた54戦目は、ガーネット特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で大塚研司騎手（27戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったムーンディアナから5馬身差の2着となった。
2月12日、中1週で迎えた55戦目は、雪割草特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で大塚研司騎手（28戦2勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月3日、中6週で迎えた56戦目は、水野淳平騎手を鞍上に迎えて、奈良津桜特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月30日、中3週で迎えた57戦目は、牡丹特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野淳平騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。