ブラストバローズ（2021年生、母ゴッドフェニックス）

ブラストバローズ（2021年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「突風、爆風+冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時18歳）と交配したゴッドフェニックスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2024年のSAGAリベンジャーズ(一般C2 26)。

経歴

デビュー前

上村洋行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

5月11日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に敗れた。

12月2日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のゼットランポをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月15日、中1週で迎えた3戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったハコダテノハナに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4歳（2025年）

1月5日、中2週で迎えた4戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、UMATENA賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アークレアルに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月23日、中2週で迎えた5戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、一般C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のショウナンダダンをアタマ差振り切って断然人気に応えた。

2月9日、中1週で迎えた6戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したアークレアルにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月17日、中9週で迎えた7戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったスリーレジェンドにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

5月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったニシケンカバルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

7月2日、中1週で迎えた11戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、アスチルベ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、エイイチに交わされて4馬身差の2着となった。

7月31日、中3週で迎えた12戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、優駿の里安平町あびら川賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、グランシャリオドリーム46（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のビリーヴアンドランに1馬身の差をつけて制した。

9月2日、中2週で迎えた14戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ニセコベジタブルピクニック特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた15戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、ケイトウ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

10月28日、中5週で迎えた16戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、能登復興支援千里浜海岸賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた17戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、正木タクシーいつのまにか10周年記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のウインペルセに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月17日、連闘で迎えた18戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた19戦目は、ひじり&わかば結婚記念☆ドレスの色は?!（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。