ベイビイベイビー（1999年生、母スプリツトウイング）

ベイビイベイビー（1999年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のヘイセイパウエル（当時8歳）と交配したスプリツトウイングが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は久井牧場。戦績は、地方37戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は2001年の若駒特別(アラ系2歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、久井牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、島根県益田市馬主会によって73.5万円で落札された。

大賀孝司厩舎（益田）へ入厩。

2歳（2001年）

6月24日、デビュー戦は沖野耕二騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（益田ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は455kg。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウインアウトに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月14日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（益田ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦1勝）。4頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（益田ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダルクユニバースに約12馬身の大差をつけて1着ゴールを果たした。

9月15日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦の若駒特別（益田ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のセキトに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月30日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（益田ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沖野耕二騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月8日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦の若駒特別（益田ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沖野耕二騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったユタカユーチャンから5馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系2歳（益田ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沖野耕二騎手（6戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセキトをクビ差制して4勝目を手に入れた。

11月3日、連闘で迎えた8戦目は、2歳戦の若駒特別（益田ダート1350m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で沖野耕二騎手（7戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のユノホワイテスに4馬身の差をつけて制した。

11月24日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系一般C（益田ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で沖野耕二騎手（8戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセンリョーウィークに4馬身の差をつけて6勝目をマークした。

12月2日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系一般C（益田ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で沖野耕二騎手（9戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノレーサーに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月16日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦の若鮎特別（益田ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で沖野耕二騎手（10戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンジョーから3/4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

1月3日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で沖野耕二騎手（11戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウホーキャプテンから4馬身差の2着に敗北した。

1月13日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で沖野耕二騎手（12戦7勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月16日、中8週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた14戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で沖野耕二騎手（13戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で沖野耕二騎手（14戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコーセンをアタマ差制して8勝目を手中に収めた。

4月7日、連闘で迎えた16戦目は、ハンデ戦の大道山特別（益田ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で沖野耕二騎手（15戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた17戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（益田ダート1350m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のさつき特別（益田ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（16戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（17戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノリアルから2馬身半差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の益田優駿（益田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（18戦8勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサントゥールワンから3/4馬身差の2着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（19戦8勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖野耕二騎手（20戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月14日、連闘で迎えた23戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた24戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（21戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた25戦目は、宮川浩一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（益田ダート1350m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた26戦目は、安楽成秀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたチビッコレオ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

9月29日、中1週で迎えた27戦目は、3歳戦の浮立特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた28戦目は、3歳オープンの九州アラブダービー（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた29戦目は、立冬特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で安楽成秀騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた30戦目は、冬至特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安楽成秀騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた31戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4歳（2003年）

1月25日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた32戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月15日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた33戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月8日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた34戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた35戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた36戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月27日、連闘で迎えた37戦目は、アラ系一般C2ロ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。