キアヌバローズ（2003年生、母シンコウリアル）

キアヌバローズ（2003年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「俳優名＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時5歳）と交配したシンコウリアルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）シンコーファーム。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月11日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のギャラクシーキッドを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

3月26日、中2週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

9月30日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は鮫島良太騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず17着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。