シグラップサビーネ（2014年生、母パインアキナ）

シグラップサビーネ（2014年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロードアルティマ（当時14歳）と交配したパインアキナが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）グラストレーニングセンター。戦績は、地方30戦2勝2着2回。2016年のチャレンジ（4）で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

笹野博司厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2016年）

6月16日、デビュー戦は吉井友彦騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 雨/稍重）に出走。馬体重は430kg。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のドリームランウェーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月14日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のグレイトデピュティを3/4馬身振り切って2勝目をゲットした。

8月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦の翔平&あゆみ結婚記念カップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（2戦2勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのチャレンジ（2）（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのジュニアクラウン（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（5戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したサイレンスミラーにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月8日、中1週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のラブミーチャン記念（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのチャレンジ（4）（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのジュニアキング（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

3歳（2017年）

1月2日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のファースト賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったハウマーナに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

1月30日、中3週で迎えた12戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサイクロン賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた13戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春風賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、若干遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた14戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のそよ風賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた20戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた22戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本村直樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた25戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本村直樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本村直樹騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた27戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2六七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は本村直樹騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた29戦目は、彩光賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本村直樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。