エンジェル（2004年生、母ケイズエンジェル）

エンジェル（2004年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「天使。愛らしい人」。毛色は栗毛。種牡馬のナリタトップロード（当時8歳）と交配したケイズエンジェルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、地方20戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年のれんこん料理の竹扇賞(一般C16 牝)。

経歴

デビュー前

川嶋弘吉厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2007年）

12月29日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、一般C27（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は455kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4歳（2008年）

1月7日、連闘で迎えた2戦目は、一般C33（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ハシレポピーに交わされて2馬身半差の2着となった。

2月10日、中4週で迎えた3戦目は、メリメリ大昇天（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた4戦目は、司くんグッバイ退職記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた5戦目は、田中主幹・祝定年退職記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

4月21日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定の一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のオンリーカイヅをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5月15日、中2週で迎えた7戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、屋形船特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のオグリスマイルをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月10日、中3週で迎えた10戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、焼岳特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月25日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、一般C13（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったゴッドギフトサインに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月13日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、牝馬限定戦のれんこん料理の竹扇賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のパワーオルドリバーに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

11月14日、中4週で迎えた14戦目は、養老特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた15戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた16戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

5歳（2009年）

1月9日、中3週で迎えた17戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（13戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（14戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた19戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（15戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた20戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（16戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったレディジェーンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。