セイカリネット（2018年生、母セイカカロブ）

Seika Linnet

2018.05.18

セイカリネット（2018年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+日本初の人力飛行機名より」。毛色は栗毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時12歳）と交配したセイカカロブが24歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は千葉飯田牧場。

経歴

デビュー前

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月26日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

11月22日、中7週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

3歳（2021年）

5月22日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

7月17日、中4週で迎えた5戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた6戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

9月15日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、ピュアシューター牧全賞（門別ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、JAにいかっぷピーマン賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、赤黒の勇者賞（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したセンティメントにクビ差届かず2着となった。

10月28日、中1週で迎えた10戦目は、サラブレッド観光in浦河町賞（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。