ナムラブレイブ（2005年生、母ナムラヒミコ）

ナムラブレイブ（2005年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇敢な」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時7歳）と交配したナムラヒミコが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤和明。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月15日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のミッキーチアフルを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

3歳（2008年）

3月15日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳G3のファルコンステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦1勝）。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が振るわず17着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

4歳（2009年）

12月20日、約20か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（4戦1勝）。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず17着に終わった。