キヌガサブライアン（2002年生、母キヌガササンデー）

Kinugasa Brian

2002.04.03

キヌガサブライアン（2002年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチブライアン（当時10歳）と交配したキヌガササンデーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）西田牧場。戦績は、地方15戦2勝。主な勝ち鞍は2004年の2歳。

経歴

デビュー前

宗綱泰彦厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2004年）

10月11日、デビュー戦は吉原寛人騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイカンフラワーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月26日、中1週で迎えた2戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサラブレッド フレッシュカップ（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2005年）

1月3日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

1月28日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般B13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキヌガサブランに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

2月7日、中0週で迎えた6戦目は、こぶし特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた7戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般B12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた8戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

6月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマイスター工房八千代特別（園田ダート1700m 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

6月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳T2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

8月7日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

8月30日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた13戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた15戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。