イツモハラペコ（2020年生、母イイコトバカリ）

イツモハラペコ（2020年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「いつもお腹が空いている状態」。毛色は鹿毛。種牡馬のファインニードル（当時7歳）と交配したイイコトバカリが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桑嶋峰雄。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

畑端省吾厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月18日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月12日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた3戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2023年）

2月4日、中7週で迎えた5戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ウインステイトリーにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

3月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサクセスハチハチに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

6月10日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた9戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた10戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた11戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた12戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

10月15日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月2日、中6週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4歳（2024年）

1月13日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラスの4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は団野大成騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

2月25日、中5週で迎えた17戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた18戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川端海翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

8月17日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい18着に終わった。

10月12日、中7週で迎えた21戦目は、合林海斗騎手を鞍上に迎えて、オクトーバー特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

12月1日、中6週で迎えた22戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた23戦目は、ディセンバー特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

5歳（2025年）

1月6日、中2週で迎えた24戦目は、ジャニュアリー特選（佐賀ダート1860m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた25戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、2025M&Kジョッキーズカップ第2戦（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウノタイガーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って久々に美酒を浴びた。

2月2日、中1週で迎えた26戦目は、スノードロップ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したエイシンチョンパを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

2月20日、中2週で迎えた27戦目は、初花月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったヨシオドライヴに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月2日、中0週で迎えた28戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた29戦目は、つくし賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた30戦目は、KYUSHUDREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、AIパッカル賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた32戦目は、AIパッカル賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた33戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、マーガレット賞（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したプアラニに半馬身届かず2着となった。

6月7日、中1週で迎えた34戦目は、AIパッカル賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（10戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた35戦目は、初夏賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた36戦目は、ラベンダー特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（12戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた37戦目は、一般B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた38戦目は、AIパッカル賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（13戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた39戦目は、長月特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた40戦目は、仲秋特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた41戦目は、もみじ特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（14戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したキトーウィンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた42戦目は、錦秋特別（佐賀ダート1860m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（15戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた43戦目は、サフラン特別（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（16戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた44戦目は、晩秋特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（17戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。