エビスライデン（1994年生、母モリユウエル）

エビスライデン（1994年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワカオライデン（当時13歳）と交配したモリユウエルが13歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、地方33戦6勝2着1回。1997年の東京湾カップ(地方重賞)で3着に入った他、1998年の勝島オープン(ハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

栗田泰昌厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1996年）

10月12日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は447kg。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキリアリーナに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月18日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のストレチア特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月8日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月26日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1997年）

1月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の雪割草特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーリーチに3/4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

2月28日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦の若駒特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

4月6日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のクラウンカップ（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のノムラダイヤオーに1馬身の差をつけて優勝

6月19日、中3週で迎えた11戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（9戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（10戦3勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた13戦目は、シリウス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（11戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードサイエンスから1馬身差の2着に敗北した。

10月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ラストトゥインクル賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサニーコマンダーをハナ差制して4勝目を挙げた。

11月18日、中2週で迎えた15戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、紅葉賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（12戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

4歳（1998年）

2月5日、中6週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の’98ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（13戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の’98ベイサイドカップ（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3月12日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の’98メトロポリタンカップ（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のブラッドストーン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のテルノザンをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

6月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた22戦目は、ドラマチックナイト賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の’98サマーナイトカップ（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（14戦3勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた24戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’98トワイライトカップ（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の’98クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（15戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のホウエイパーシャを半馬身振り切って6勝目を獲得した。

10月19日、中4週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の神奈川盃（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた27戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた28戦目は、’98かちどき賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐宗応和騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

12月24日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、ハンデ戦でオープンの勝島オープン（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（16戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5歳（1999年）

2月4日、中5週で迎えた30戦目は、ハンデ戦でオープンの瑞雪特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（17戦4勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月25日、中6週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の’99スプリングカップ（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（18戦4勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた32戦目は、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（19戦4勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた33戦目は、ハンデ戦の’99グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（20戦4勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。