ショートエアリー（2007年生、母ミラクルキセキ）

ショートエアリー（2007年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「短い時間で空気のように駆け抜ける」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルセレクト（当時8歳）と交配したミラクルキセキが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）川端牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦1勝2着1回。2010年の若草賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川端牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

後藤正義厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2009年）

7月21日、デビュー戦は藤原幹生騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（1）（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は411kg。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったエーシングラマラスに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（1）（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の11月3日競馬の祭典JBC（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原幹生騎手（5戦0勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤原幹生騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた8戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の未勝利馬リバイバル（2）（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマツノグーセンを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

3歳（2010年）

1月8日、中5週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（8戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた11戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦のはやぶさ特別（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた14戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（福山ダート1800m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は吉田稔騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた16戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた17戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた18戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳KJ1のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた19戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた20戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

6月5日、中0週で迎えた22戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。