ミントビガー（1985年生、母マーブルサクラ）

ミントビガー（1985年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時6歳）と交配したマーブルサクラが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田辺静一。戦績は、中央平地8戦2勝2着1回。1988年の若草賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

戸山為夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

1月6日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は430kg。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のタガジョールナに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3月27日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳400万下（阪神芝2000m 晴/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のコスモドリームに3馬身半の差をつけて優勝

4月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳400万下のはなみずき賞（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小島貞博騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたコスモドリーム決め手に屈してクビ差の2着となった。

4月23日、連闘で迎えた7戦目は、3歳オープンの若草賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小島貞博騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳G3の京都4歳特別（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で小島貞博騎手（7戦2勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。