タガジョールナ（1985年生、母セイランメゾ）

タガジョールナ（1985年3月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブラヴオー（当時16歳）と交配したセイランメゾが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は青藍牧場。戦績は、中央平地19戦2勝2着6回、中央障害2戦0勝、地方17戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上400万下(牝)。

経歴

デビュー前

松元正雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

1月10日、デビュー戦は原田聖二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったミントビガーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったサイコーローズに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた7戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた8戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のセンタービアンをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳400万下（阪神芝2200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた10戦目は、4歳400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイチヨシタイガーにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

7月10日、中2週で迎えた11戦目は、4歳400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

10月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

10月29日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

12月24日、中7週で迎えた14戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1989年）

1月13日、中2週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた16戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったヤマニンメイトにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

2月18日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ナムララブに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月11日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクニスパークに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた20戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のローベルエンジェルを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

5月6日、中1週で迎えた21戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

7月13日、中9週で迎えた22戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ジュライハンデ特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた23戦目は、文月特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた24戦目は、水久保敏美騎手を鞍上に迎えて、オーガストハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1990年）

2月7日、約6か月の休み明けで迎えた25戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、立春特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた26戦目は、佐々木仁騎手を鞍上に迎えて、仲春特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた27戦目は、チャームハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた28戦目は、卯月特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた29戦目は、エイプリルハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた30戦目は、春風特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で一ノ瀬亨騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた31戦目は、メイハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で一ノ瀬亨騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた32戦目は、武蔵特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で一ノ瀬亨騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた33戦目は、野口睦三騎手を鞍上に迎えて、ジューンハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

6歳（1991年）

4月17日、約10か月の休養明けで迎えた34戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、狩勝特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた35戦目は、国後特別（帯広ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた36戦目は、一般A（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた37戦目は、愛国特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた38戦目は、ホクチク特別（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。