ネオザイオン（2008年生、母エアザイオン）

ネオザイオン（2008年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時10歳）と交配したエアザイオンが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2010年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

8月1日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

10月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスマートロビンを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2011年）

1月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳500万下の寒竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、最後はミヤビファルネーゼと並んで4着同着となった。

12月18日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦1勝）。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

4歳（2012年）

1月8日、中2週で迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

6月9日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

10月20日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

5歳（2013年）

3月3日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

6歳（2014年）

1月19日、約10か月半の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

3月22日、中8週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。

7月6日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の雄国沼特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

10月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、ヒマラヤ杉賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

7歳（2015年）

1月14日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、睦月特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセントウイナーを驚異的な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

1月26日、中1週で迎えた14戦目は、三寒四温賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るカンタベリーリュウを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月8日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、クレマチス特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた17戦目は、ライラック特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。