スターウォーズ（2007年生、母レディバラード）

スターウォーズ（2007年1月30日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「映画名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時6歳）と交配したレディバラードが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地13戦0勝、中央障害1戦0勝、地方5戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の一般C2九十。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ケイアイファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、津村靖志によって8,505万円で落札された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

2月21日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に敗れた。

6月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

7月4日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

10月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月5日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月10日、中4週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、ロマンスアンダルザに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月21日、中1週で迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスプモーニに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2011年）

1月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレオアビリティに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

2月24日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、一般C2九十（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のヘリオスに1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

4月17日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた11戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上500万下の鳥海山特別（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

6月19日、連闘で馬体重を前走から20kg絞って迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

5歳（2012年）

8月26日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた15戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月9日、中8週で迎えた18戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

6歳（2013年）

3月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。