マイネバレリーナ（1998年生、母セノエダンサー）

マイネバレリーナ（1998年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時10歳）と交配したセノエダンサーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、地方12戦1勝2着2回。2000年の小倉3歳ステークス(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、松浦宏之から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、稗田牧場によって525万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額900万円（9万×100口）で一口馬主が募集された。

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

7月16日、デビュー戦は西原玲奈騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西原玲奈騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では超凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月13日、連闘で迎えた3戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のハルキストーンに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

9月3日、中2週で迎えた4戦目は、2歳G3の小倉3歳ステークス（小倉芝1200m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦1勝）。17頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、最後はクイーンリザーブと並んで3着同着となった。

10月7日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

3歳（2001年）

5月4日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定3歳500万下のあずさ賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（4戦1勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、6着に終わった。

6月9日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で須貝尚介騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で須貝尚介騎手（6戦1勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

12月16日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は西原玲奈騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

4歳（2002年）

1月7日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（7戦1勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（8戦1勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は西原玲奈騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

3月21日、中5週で迎えた14戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、氷上牛乳特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノジュリアに3馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

4月9日、中2週で迎えた15戦目は、日本のへそ特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた16戦目は、淡路いざなぎ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサクセスドリーマーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた18戦目は、但東シルク温泉特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた19戦目は、新冠町レ・コード館特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月25日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカネツダンサーにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中9週で迎えた21戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、チャンピオンジョッキー賞（園田ダート1870m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上A3（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた25戦目は、大晦日特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。