ドラゴンフライヤー（2000年生、母エミールヒカリ）

ドラゴンフライヤー（2000年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「トンボの群れイメージして」。毛色は芦毛。種牡馬のシャンハイ（当時11歳）と交配したエミールヒカリが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡穂別町、生産者は大頭忠典。戦績は、中央平地2戦0勝、地方4戦4勝。2003年のサラブレッドカップ(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

浜田一夫厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（2002年）

10月27日、デビュー戦は久保田政弘騎手を鞍上に据えて、2歳（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は544kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグヒルブラッドに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2003年）

3月30日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山桜特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のナカノリューに4馬身の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

4月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

6月14日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦の上渕名特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワイエスコンコルドに3馬身の差をつけて3勝目を収める

7月6日、中2週で迎えた6戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のサラブレッドカップ（高崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセイエイシェーンをハナ差制して4勝目をマークした。