セレスシャイン（2005年生、母ドラゴンリリー）

セレスシャイン（2005年3月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋輝く」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時8歳）と交配したドラゴンリリーが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マークリ牧場。戦績は、地方19戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上C1。

経歴

デビュー前

当歳のとき、マークリ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、岡浩二によって577.5万円で落札された。6歳のとき、エクセルマネジメントから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

住吉朝男厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2008年）

12月16日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、3歳以上D9二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では稟性のガッツでゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上D9三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた3戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D9二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月29日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上D9二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したタガノハイフライを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

2月10日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上D9二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上D9二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったローダンセに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上D9二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったダイワマスタングに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月2日、中2週で迎えた8戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリーディングホースに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、セルリアンガブリンに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のヒビキマーカーを3/4馬身振り切って2勝目を手に入れた。

5月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

6月10日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、デンゼルビューローにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月4日、中1週で迎えた15戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、モエレサインにクビ差交わされて2着に惜敗した。

8月27日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は板野央騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のデンゼルビューローをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

10月7日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5歳（2010年）

1月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。