プリティターフ（1988年生、母ガーベラターフ）

プリティターフ（1988年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のランズダーン（当時8歳）と交配したガーベラターフが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）エムエム、ヤマダファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

二本柳一馬厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

7月20日、デビュー戦は平目孝志騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で平目孝志騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平目孝志騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

8月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で平目孝志騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったコニストラクターに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中5週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平目孝志騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のシャトーグリスターに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

11月16日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平目孝志騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったマチカネアマツカゼにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1992年）

8月22日、約9か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下の中ノ岳特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平目孝志騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

9月19日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上500万下の袖ケ浦特別（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で平目孝志騎手（7戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。