シンメクローサ（2019年生、母スマートアルテミス）

Shimme Krosa

2019.02.27

シンメクローサ（2019年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時14歳）と交配したスマートアルテミスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下 清志。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下清志から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会楠昌史によって1,595万円で落札された。

中道啓二厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2022年）

4月18日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は503kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコンチバリアシオンを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月10日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のマイネルストークに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2023年）

1月25日、約8か月半の休み明けで迎えた3戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のジャスティンダイヤに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3月6日、中5週で迎えた4戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したマウントポジションにハナ差届かず2着に甘んじた。

5月9日、中8週で迎えた5戦目は、一般C1五六七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったコパノフレディーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月2日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のプレストバローズに2馬身半の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。