キクカダイパレード（1991年生、母キクカダイリン）

キクカダイパレード（1991年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時9歳）と交配したキクカダイリンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は飯島功典。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方17戦0勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

2月27日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグリーンコマンドーに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

3月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマーチングオーダーを鮮烈な末脚で半馬身差し切って未勝利戦を制した。

10月16日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の本栖湖特別（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4歳（1995年）

7月1日、約8か月の休み明けで迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

10月29日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、竹原啓二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下のおけさ特別（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5歳（1996年）

5月13日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1ロ C2イ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月7日、中0週で迎えた10戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月17日、中5週で迎えた11戦目は、蛯名民男騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名民男騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた13戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた14戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2ハ（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は蛯名民男騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた16戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月5日、中0週で迎えた17戦目は、一般C2ハ C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ニ C4イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1997年）

8月10日、約9か月の休み明けで迎えた19戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名民男騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4ヘ（足利ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大木義一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（1998年）

4月4日、約6か月半の休み明けで迎えた23戦目は、一般C5ヲ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は蛯名民男騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般C5ヲ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名民男騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。