ダークナイサー（2009年生、母クイーンナイサー）

ダークナイサー（2009年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時16歳）と交配したクイーンナイサーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月13日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のグレートチャールズに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2012年）

1月8日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

2月11日、中4週で迎えた5戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のつばき賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったエアソミュールに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月4日、中2週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のアルメリア賞（阪神芝1800m 外回り小雨/良）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月14日、中5週で迎えた7戦目は、3歳500万下のはなみずき賞（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。