アフェランドラ（2003年生、母グレートキャティ）

アフェランドラ（2003年2月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「花名。花言葉は雄々しい」。毛色は鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー（当時8歳）と交配したグレートキャティが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地20戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

7歳のとき、ノースヒルズマネジメントから「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、村上欽哉牧場によって52.5万円で落札された。

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

11月20日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた2戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1800m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

3歳（2006年）

7月23日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた4戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

8月26日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のビッグベアシチーをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

10月8日、中5週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

11月18日、中5週で迎えた7戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて17着に終わった。

4歳（2007年）

4月7日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2200m 小雨/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月5日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したフィールドミューズを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

5月26日、連闘で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したギーニョに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたダイシンハーバー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月7日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（5戦1勝）。17頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた15戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝2000m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5歳（2008年）

3月15日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の岡崎特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（6戦1勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

8月16日、約5か月の休養明けで迎えた17戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/不良）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

11月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の檜原湖特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（7戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に敗れた。