エスプリリチャード（2020年生、母セクシーシューズ）

Esprit Richard

2020.05.30

エスプリリチャード（2020年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時12歳）と交配したセクシーシューズが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）PRIDE ROCK。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、PRIDEROCKから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、依田泰雄によって880万円で落札された。

澤佳宏厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2023年）

4月17日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は471kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシフノスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月10日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシノサトパークを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコスモモカを半馬身振り切って負け無しの3連勝を決めた。

デビュー前

1歳のとき、PRIDEROCKから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、依田泰雄によって880万円で落札された。

澤佳宏厩舎（大井）へ入厩。

4月9日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、一般C1六七八（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳（2024年）

4月25日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のラスブリサスに1馬身3/4の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

5月17日、中2週で迎えた5戦目は、りょうけん座特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦4勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた6戦目は、へび座特別（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月12日、中4週で迎えた7戦目は、ピーチ・レディ賞（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

10月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、ゴッドファーザー賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（7戦4勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシャープムスタングをクビ差振り切って優勝

11月5日、中4週で迎えた9戦目は、R.クアトロ騎手を鞍上に迎えて、神明坂賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。