テンリパンザー（1986年生、母コーシンニシキ）

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

12月11日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったステイジヒーローに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3歳（1989年）

7月23日、約7か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のインターウイングをハナ差振り切って初白星を挙げた。

8月12日、中2週で迎えた3戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の伊万里特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下の国東特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた5戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた6戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

4歳（1990年）

2月10日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田原成貴騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下の鳳来寺山特別（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は田島良保騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したマツノエブエを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のニッポーミデオンに3馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4月8日、中2週で迎えた10戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’90ヤングジョッキーズステークス（阪神芝2200m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（3戦1勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、6着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田島良保騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた13戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の三田特別（阪神芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の三宮特別（阪神芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は田島良保騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた15戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の飛騨特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

10月20日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の逢坂山特別（京都芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（3戦1勝）。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが鈍く17着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた20戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5歳（1991年）

1月7日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は合谷喜壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下の秋吉台特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で合谷喜壮騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で合谷喜壮騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

9月22日、約6か月半の休養明けで迎えた26戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、長月特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた27戦目は、神無月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた28戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1700m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた29戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた30戦目は、霜月特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。