ステイジヒーロー（1986年生、母スーパースプリング）

ステイジヒーロー（1986年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコウストンズクラウン（当時12歳）と交配したスーパースプリングが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地45戦6勝2着5回。1993年のスワンステークス(G2)で2着に入った他、1992年の高松宮杯(G2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

武平三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

12月11日、デビュー戦は武永祥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテンリパンザーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1989年）

1月15日、中4週で迎えた2戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武永祥騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

3月4日、中6週で迎えた3戦目は、4歳400万下のふきのとう特別（中京芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で武永祥騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のケージーエースに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳G3の毎日杯（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武永祥騎手（3戦2勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

12月10日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武永祥騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下の夙川特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武永祥騎手（5戦2勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

4歳（1990年）

1月15日、中2週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の伏見特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で武永祥騎手（6戦2勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下の神鍋特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で武永祥騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて抜け出し、最後は2着のパワーウイナーに4馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

2月17日、中2週で迎えた9戦目は、ポートアイランドステークス（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で武永祥騎手（8戦3勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の武庫川ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で武永祥騎手（9戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、水無月ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で武永祥騎手（10戦3勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のヤマノヒッターに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月9日、約6か月半の休養明けで迎えた12戦目は、観月橋ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は12戦連続で武永祥騎手（11戦4勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5歳（1991年）

1月19日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、石清水ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で武永祥騎手（12戦4勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

2月16日、中3週で迎えた14戦目は、斑鳩ステークス（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で武永祥騎手（13戦4勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、バリモススキーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

3月17日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の知多ステークス（中京芝1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で武永祥騎手（14戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月13日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた16戦目は、渡月橋ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で武永祥騎手（15戦4勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた17戦目は、清水ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で武永祥騎手（16戦4勝）。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のジョーモーニングをクビ差振り切って久々に美酒を浴びた。

11月17日、中1週で迎えた18戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は18戦連続で武永祥騎手（17戦5勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた19戦目は、阪神競馬場新装記念（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で武永祥騎手（18戦5勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたダイユウサク決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

6歳（1992年）

1月12日、中4週で迎えた20戦目は、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で武永祥騎手（19戦5勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたエイシンウイザード決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

2月23日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は21戦連続で武永祥騎手（20戦5勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月22日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で武永祥騎手（21戦5勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月19日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦でオープンの陽春ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で武永祥騎手（22戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、オーストラリアトロフィー（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で武永祥騎手（23戦5勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエリモパサーを上がり1位の末脚で半馬身差し切って6勝目を手に入れた。

5月17日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で武永祥騎手（24戦6勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

6月21日、中4週で迎えた26戦目は、ハンデG3の金鯱賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で武永祥騎手（25戦6勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた27戦目は、G2の高松宮杯（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は27戦連続で武永祥騎手（26戦6勝）。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では出色の末脚を披露し、3着に入った。

9月20日、中9週で迎えた28戦目は、G3の朝日チャレンジカップ（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で武永祥騎手（27戦6勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月24日、中4週で迎えた29戦目は、カシオペアステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で武永祥騎手（28戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた30戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は30戦連続で武永祥騎手（29戦6勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

11月22日、中2週で迎えた31戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は31戦連続で武永祥騎手（30戦6勝）。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた32戦目は、ポートアイランドステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は32戦連続で武永祥騎手（31戦6勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入った。

7歳（1993年）

1月10日、中3週で迎えた33戦目は、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は33戦連続で武永祥騎手（32戦6勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったアクションシーンに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

2月28日、中6週で迎えた34戦目は、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は34戦連続で武永祥騎手（33戦6勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた35戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、G3の北九州記念（小倉芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月29日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

9月12日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた37戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、G3のセントウルステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月30日、中6週で迎えた38戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り雨/重）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したシンコウラブリイにクビ差届かず2着となった。

11月21日、中2週で迎えた39戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り雨/不良）に出走。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた40戦目は、ポートアイランドステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8歳（1994年）

1月5日、中2週で迎えた41戦目は、ハンデG3の金杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

2月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた43戦目は、G2のマイラーズカップ（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

4月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた44戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、G2の産經大阪杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月14日、中5週で迎えた45戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、G3の京阪杯（阪神芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。