ニホンピロチヤフル（1990年生、母ユニオンプルン）

経歴

デビュー前

2歳（1992年）

10月17日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のナリタジャガーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5歳（1995年）

2月12日、約28か月半の休み明けで迎えた2戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた3戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6歳（1996年）

11月9日、約19か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の恵那特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた9戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

7歳（1997年）

1月26日、中5週で迎えた10戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず13着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。