ブレイブゾロ（2020年生、母グランドエンジェル）

Brave Zorro

2020.04.15

ブレイブゾロ（2020年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマスクゾロ（当時9歳）と交配したグランドエンジェルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原 フアーム。2023年の新緑賞(地方重賞)で2着に入った他、2023年の新緑賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

5月4日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた2戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったシーサーペントに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月6日、中1週で迎えた5戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1100m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた6戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の教養センターで騎手を目指せ（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のノベンバーフューチャー戦（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた9戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のラッシュエオリカに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月16日、連闘で迎えた10戦目は、2歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のフラワーニシキに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3歳（2023年）

1月17日、中4週で迎えた11戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3月15日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のハヤブサ特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフィアスサーメットに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月5日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（4戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、リストンに半馬身交わされて2着となった。