トウエンクィーン（2001年生、母ロングディライト）

Toen Queen

2001.03.01

トウエンクィーン（2001年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時14歳）と交配したロングディライトが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）鳥井牧場。戦績は、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の2歳(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沢田嘉隆から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

村田貴広厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2003年）

6月20日、デビュー戦は細川勉騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったカヌマビートに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月16日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、勝ったハヤチネサンにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

12月22日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキャニオンアタックを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2004年）

10月12日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた5戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。