スナークデヴィアス（1997年生、母タケノレディ）

スナークデヴィアス（1997年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時8歳）と交配したタケノレディが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、中央障害14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、折手牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、杉本仙次郎によって640.5万円で落札された。

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

4月15日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

5月20日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

6月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた4戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は秋山真一郎騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、6着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

9月24日、中6週で迎えた7戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた8戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

10月21日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた10戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は宇田登志夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4歳（2001年）

4月28日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は白浜雄造騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグハンターから約10馬身差の2着となった。

6月10日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で白浜雄造騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で白浜雄造騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタサンアルダーンに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月4日、中2週で迎えた17戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた18戦目は、豊国ジャンプステークス（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝3210m 曇/稍重）に出走。鞍上は白浜雄造騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は白坂聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサーストンフライトから2馬身半差の2着となった。

10月27日、中3週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月3日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた22戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 雨/良）に出走。鞍上は白浜雄造騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2002年）

3月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は白坂聡騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。14着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で白坂聡騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。