トーシンオパール（1991年生、母シャダイアッティカ）

Toshin Opal

1991.04.17

トーシンオパール（1991年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフオテイテン（当時7歳）と交配したシャダイアッティカが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

10月10日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

10月24日、中1週で迎えた2戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったナリタアサカゼに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1994年）

3月13日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

4月24日、中5週で迎えた4戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサファリアスワンに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下のひめさゆり賞（新潟芝1400m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

6月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

9月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg絞って迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は小林久晃騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。