メークアポイント（2003年生、母セクシーポイント）

メークアポイント（2003年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「成功する」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時7歳）と交配したセクシーポイントが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方20戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2007年の一般C1四。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

12月4日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

3歳（2006年）

3月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

5月13日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/重）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

7月9日、中7週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、3着に入った。

7月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

4歳（2007年）

1月31日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったマルハチバルタバスに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

2月28日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリッシンシュッセを強烈な末脚でハナ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

3月6日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったトーセンシャレードに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月10日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、浮島特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカネマサパッションに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月1日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1四（船橋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモエレカサブランカを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を収める

5月17日、中1週で迎えた13戦目は、三渓園特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた14戦目は、練馬区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したグラストップガンに3/4馬身届かず2着となった。

10月3日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた16戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、池月・磨墨賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったパワーヴィクトリーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

12月19日、中5週で迎えた18戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（8戦2勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

5歳（2008年）

1月1日、中1週で迎えた19戦目は、初夢特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた20戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1六（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3月27日、中5週で迎えた22戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

4月9日、中1週で迎えた23戦目は、こぐま座特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた25戦目は、練馬区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（10戦2勝）。13頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったモエレシーリングに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月6日、中2週で迎えた26戦目は、目黒区特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（11戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月12日、連闘で迎えた27戦目は、一般C1 C2（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。