マルカプリメーラ（1998年生、母ナイスコウジン）

マルカプリメーラ（1998年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時15歳）と交配したナイスコウジンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、地方14戦5勝2着1回。2001年の名古屋チャレンジカップストロベリー賞に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

井上孝彦厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2000年）

11月27日、デビュー戦は青木達彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青木達彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサランドールコガネに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2001年）

1月1日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青木達彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシャイニングガイに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

1月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青木達彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青木達彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシーハイルに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳オープンの名古屋チャレンジカップストロベリー賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタイムアナードに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

4月19日、中2週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホウザンテンユウに2馬身半の差をつけて制した。

5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のすずらん特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

4歳（2002年）

5月30日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた12戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1390m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

6月17日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、一般C2四五（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のレオテンションに2馬身の差をつけて5勝目を手にした。

7月3日、中1週で迎えた14戦目は、さそり座特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。