ミナミヒカリ（1989年生、母エイリヨウヒカリ）

ミナミヒカリ（1989年3月21日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のアグネスプレス（当時14歳）と交配したエイリヨウヒカリが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は南牧場。戦績は、地方20戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は1993年のはまなす賞(A)。

経歴

デビュー前

三上茂厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1991年）

4月11日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（帯広ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は473kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後はグリーンエージと並んで3着同着となった。

5月6日、中3週で迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダブルオーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月12日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクツパールから1馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセイユウウインに5馬身の差をつけて制した。

9月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のりんどう特別（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた6戦目は、広森久雄騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターサカキーからクビ差の2着に惜敗した。

3歳（1992年）

4月23日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、アラ系4歳（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のライシンウイングに7馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、松田路博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の北海盃（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターサカキーに1馬身半の差をつけて4勝目を収める

5月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の駒草特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田路博騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイリュウセンプーに3/4馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

6月10日、中1週で迎えた10戦目は、サルビア特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松田路博騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルショウハイに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、はまなす賞（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松田路博騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月23日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、3歳戦の帝冠賞（旭川ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で松田路博騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月6日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、黒ゆり特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松田路博騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた14戦目は、襟裳岬特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のフィニッシュラインに1馬身半の差をつけて7勝目を手に入れた。

9月10日、中2週で迎えた15戦目は、ひめゆり特別（岩見沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤタノキングに1馬身半の差をつけて8勝目を奪取した。

10月1日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のアラブ優駿（岩見沢ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカゾノヒットから約18馬身差の2着に敗北した。

4歳（1993年）

5月13日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、木蓮特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（7戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のワカゾノヒットに3馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

6月30日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、水晶米特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤタノキングから半馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中3週で迎えた19戦目は、はまなす賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアカイダイヤに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

9月16日、中6週で迎えた20戦目は、りんどう特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（10戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったローゼンセンプーからクビ差の2着に甘んじた。