モガミリリー（1987年生、母タツノシンセイ）
Mogami Lily
1987.04.08
モガミリリー（1987年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時13歳）と交配したタツノシンセイが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地19戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上500万下。
プロフィール
基本情報
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| 牡 | Nearco | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Hyperion | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Gainsborough | 7×6*6*7 | 4.68% |
| 牡 | Phalaris | 7*7*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Teddy | 7*7*7×7 | 3.12% |
| 牡S | Menow | 5*5 | 6.25% |
| 牡S | Bull Dog | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Blue Larkspur | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Man o' War | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Blandford | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Easton | 6*6 | 3.12% |
| 牝 | Selene | 7*7*7×6 | 3.9% |
5代血統表
| 父の父Nijinsky1967（CAN） | Northern Dancer1961（CAN） | Nearctic | Nearco | |
| Lady Angela | ||||
| Natalma | Native Dancer | |||
| Almahmoud | ||||
| Flaming Page1959（CAN） | Bull Page | Bull Lea | ||
| Our Page | ||||
| 父マルゼンスキー1974（JPN） | Flaring Top | Menow | ||
| Flaming Top | ||||
| Buckpasser1963（USA） | Tom Fool | Menow | ||
| Gaga | ||||
| 父の母シル1970（USA） | Busanda | War Admiral | ||
| Businesslike | ||||
| Quill1956（USA） | Princequillo | Prince Rose | ||
| Cosquilla | ||||
| Quick Touch | Count Fleet | |||
| Alms | ||||
| 母の父アレツ1967（FR） | Le Fabuleux1961（FR） | Wild Risk | Rialto | |
| Wild Violet | ||||
| Anguar | Verso | |||
| La Rochelle | ||||
| Haguenau1962（FR） | Krakatao | Nearco | ||
| Life Hill | ||||
| 母タツノシンセイ1979（JPN） | Bethora | Clarion | ||
| Lady Penn | ||||
| パーシア1956（GB） | Persian Gulf | Bahram | ||
| Double Life | ||||
| 母の母フアイリー1970（JPN） | Lightning | Hyperion | ||
| Chenille | ||||
| レデイジヤパン1953（JPN） | クモハタ | トウルヌソル | ||
| 星旗 | ||||
| 第四オーグメント | シアンモア | |||
| オーグメント | ||||
血統分類
- サイアーライン
- ニジンスキー系
- ファミリーナンバー
- 7-c
レース成績
経歴
デビュー前
目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1990年）
1月28日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。
4月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、上籠勝仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた3戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルペジオを驚異的な末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。
5月12日、連闘で迎えた4戦目は、4歳500万下のこけもも賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は上籠勝仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。
6月2日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。
6月17日、中1週で迎えた6戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、2着となった。
6月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下のローズマリー賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。
7月22日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キーフラワーに交わされて1馬身半差の2着となった。
8月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の洞海特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。
11月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた10戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。
12月15日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。
4歳（1991年）
1月7日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて、最後は2着のオリンポスカザンをクビ差振り切って2勝目を収める
5月25日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。
6月22日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中京芝1200m 曇/重）に出走。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。
7月14日、中2週で迎えた15戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。
8月3日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったキクノサキョウに詰め切れず、1馬身差の2着となった。
8月18日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立ち、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のハギノトランプに4馬身の差をつけて3勝目をマークした。
8月24日、連闘で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の耶馬渓特別（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で上野清章騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。
9月15日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で上野清章騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。