マルタカクリスタル（2006年生、母トワノハーモニー）

マルタカクリスタル（2006年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時10歳）と交配したトワノハーモニーが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は（有）エクセレンスファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方24戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の一般C16。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

7月11日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

9月19日、中6週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

4歳（2010年）

5月24日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた5戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアイファーラスカルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月24日、中1週で迎えた6戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったホウオウに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月6日、中1週で迎えた7戦目は、ティンと来た!高木杯（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアイファーアイリスに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、中1週で迎えた8戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のムサシトップガンに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月9日、中4週で迎えた10戦目は、蛭ヶ野特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤友則騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月25日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

5歳（2011年）

3月26日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた13戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携海援隊シリーズ十一戦（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサカベンハナコをクビ差制して1番人気に応えた。

5月22日、中1週で迎えた15戦目は、福山・高知連携いろは丸シリーズ六戦（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒川知弘騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のポッカポカに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

6月12日、連闘で迎えた17戦目は、福山・高知連携明光丸シリーズ二戦（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で黒川知弘騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた18戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で黒川知弘騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた19戦目は、福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ三戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で黒川知弘騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2二（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で黒川知弘騎手（7戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた21戦目は、小春ときよみさ初めまして記念（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で黒川知弘騎手（8戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた22戦目は、夕焼けサンセットとく戦（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で黒川知弘騎手（9戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月4日、中1週で迎えた23戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（福山ダート1130m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携桝屋清右衛門シリーズ十一戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2一（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（10戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2一（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた27戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（福山ダート1130m 雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2一（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた29戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。